不純異星交遊

おもんないです

夜煌船

ULTRA CUBのインスタのリールにて2021/12/06にあげられている「夜煌船」という楽曲の演奏が好き過ぎまして。この楽曲自体かなり最高なんですけど、この動画の演奏がめちゃくちゃ好きなんです。特に、曲入り前の部分が音色から間からフィードバックのタイミングから何から何まで完璧で。ディレイとリバーブとあと何かしら踏んでいるのか?情弱すぎて分かりませんが、アルペジオの音色にまず度肝を抜かれました。凛とした静寂が支配する冷たい夜空に、円形に渦を巻きながらキラキラ(ある意味ギラギラ)輝く流星群の映像がくっきりと脳裏に浮かび上がりました(あくまで私はね!みんなは?)。その次の瞬間には図案が完成していて、あれよあれよという間に形になっていきました。最終的に何故かバカポップなものが完成しましたが…。私的にはまあまあかわいいと思ってるけど、実は全然かわいくなくて結果的に楽曲を冒涜していたら本当にごめん。愛故に許して!

 

この楽曲は次のアルバムだかなんだかに収録されるだろうから長過ぎる感想はその時書くとして(恐らく音源化するにあたってアレンジが足されたりして印象変わりそうですしね、知らんけど)、端的に最高ポイントを羅列。あ、その前に動画を!

https://www.instagram.com/ultra_cub_kyoto/tv/CXG-9Kfle8x/?utm_medium=copy_link

 

バラード調でテンポも音色も基本ゆったりとしているからか、いつにも増して歌詞の輪郭がはっきりと感じられますよね。登場する言葉たちがどれも素晴らしくたおやかなので、優しさに包まれた美しい約4分半が良い意味でサラッと流れていきます。しかし、立ち止まって1つ1つの歌詞に触れていくと、その中には確かに感情のマグマを感じます。「言葉が生まれない世界で、君に言えたら 好きなんだと」、この歌詞から始まりますからね。こんなん究極の愛じゃないですか!「言葉の無い世界」では無くて、「言葉の生まれない世界」ですよ?良過ぎてウザい。一貫して「僕」目線の祈りの唄。「君の美しさで世界を変えてくれよ」。僕が君を変えるんじゃなくて、君がなんとかしていつか世界を変えることを願っている。現実的かつ実直な最大級の祈り。応援歌というよりは、祈りそのものだなって思いました。残りの所感はまたの機会に。

 

ここからは製作物に対するこじつけと言い訳です。思想が強いから気を付けた方がいい!

 

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上部に書いた通り、流星群がメインイメージです。曲入り前のアルペジオ部分の音色がモールス信号っぽく聞こえたので、細長いビーズと丸いビーズで表現しました。意味のあるモールス信号を調べて打とうかと考えましたが、そんな事より早く形にしたくて早々に断念。モールス信号で繋ぐのは、悲しみのブルーと愛のピンク色の星たちです。星の位置がランダムなのは、人生と同じ。始点と終点には宇宙感満載なビーズを持って来ています。いつか立ち止まる為に走り出した命なので、分かりやすく点を打っておきました。全ては円になって繋がります(ネックレスだから)。そこに水色のビーズたちがうねうね絡みついています。水色って私の中では、悲しみ抜いた先にある光(美学)の色なんですよね、あと偽物の清純の象徴。そのうねうね部分にシルバーのチェーンをくぐらせています。ダサさと冷たさとビーズとは異種の煌めき要員です。だって人生って必死にもがけばもがく程なんかダサいじゃないですか。だから、全員ユーモアに昇華したいなって気持ちも込めて。後ろのストラップ部分と中央には、黄色い星を配置してます。逆に普通の星の色にしました、逆にね。世界を変えるには斬新さと保守性両方必要じゃん?中央にはそれに加えてシルバーのピカピカするチャームを付けました。これは曲の最後のクソデカファズベース(褒めている)をイメージしてます。隕石が急降下するような衝撃もしっかり繋ぎ止めて生きたいなって感じです。

にしても楽曲からの乖離が凄い。多分発想は悪く無いのに私の感性(?)を通してしまったせいで完全におもちゃである。まあ光ってるし許してください、光ってるし、光ってるし。

 

私は私の世界を変えようと思ってこの文章及び製作物を世間様に投げつけています。受けた光はついつい反射させたくなっちゃうんです、頭がおかしいから。製作物も文章も作ろうと思って作ったんじゃ無くて、どうしても作りたい・作らなきゃ!っていう衝動に駆られてしまうんです。映えなくて、バズらなくて、好かれなくて結構。私の好きなことは私にしか出来ないことだと信じて、継ぎ接ぎ狂ったキラキラをぶん回して生きます。という声明!